フリーターで一人暮らしをしている。バイトしながら一人暮らしをしている。
非正規労働者が増えていく中で、そういう人もかなり多いのではないでしょうか。
ボーナスが無く、日給や時給で働く人が貯金をするというのは大変なことだろうと思います。
収入もそんなに高いわけではないけれど、引かれるものはちゃんと引かれていく。
そんな状況の中でどうやって貯金すればいいのでしょうか。貯金は可能なのでしょうか。
私は「できる」と考えたいです。
私もフリーターなのですが、月に数万円貯金していました。
手取りは12万円ほどです。
このページでは、手取り10万円から15万円ほどのフリーターでも
しっかりと数万円貯金できる方法をご紹介したいと思います。
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単身世帯で貯金ゼロ&貯金無しの人が半分近くいる時代
2016年の政府の調査で、単身世帯で20代から30代の半分ほどの人が
日常生活以外に残しておく預貯金が「ゼロ」「無し」ということがわかりました。
正社員、非正規社員、フリーター、ニート、季節労働者など全て含めた数字です。
10年近く前の2008年は約30%、3割の単身世帯が貯金ゼロでした。
クラスに30人いるとして、約10人は貯金ゼロだったという結果です。
これが、2016年には30人中15人が貯金ゼロということになります。
コレが何を表しているかというと、経済的に余裕がない単身世帯の人が確実に増えているということです。
中には「貯金しない主義」の人もいるかもしれませんが、貯金したいけれど貯金できないという人もいるし増えていると思われます。
そんな「貯金したいけど貯金できない人」に向けて
手取り10万円~15万円のフリーターでも数万円貯金していた私が
月に数万円貯金する方法やヒントをシェアしていきたいと思います。
フリーターが貯金するなら家賃が命!3万円以下の部屋へ引っ越そう
そうなんです。家賃が命なんです。
フリーターはほぼ収入額が決まっていますしボーナスもないケースが多いです。
なので収入を上げる方法というのはなかなか難しいんですね。
ということは、出て行くお金である「支出」を少なくしていくことがとても大事なんです。
支出は2つに分けられます。固定費と変動費ですよね。
固定費は、毎月決まって出ていく、ほぼ同じ金額の支出。
変動費は、毎月ゼロから数百円の時もあれば数万円のときもある変化の多い支出。
家賃は固定費でとても大きい
家賃は固定費で、とても大きい金額であることが多いです。
よく聞くのが「家賃は収入の3割」などという言葉ですが
逆に言うと、「収入の3割を必ず持って行かれてしまうほど大きい支出」ということですよね。
そして、この「大きい支出」をいかに減らすかがとっても重要ということにもなります。
家賃を減らすと貯金がしやすくなる
例えばフリーターで手取り10万円で家賃が5万円の場合、なかなか貯金が難しいのではないでしょうか。
ここで家賃5万円のケースと家賃2万5千円のケースを見てみましょう。
家賃5万円のケース
家賃 5万円
光熱費 8千円
通信費 4千円
食費 3万円
雑費その他 数千円~
合計 9万数千円~
貯金額 10万 ー 9万数千円~ =数千円(場合によってマイナス)
上記のような例だと、貯金できるかどうか怪しくなってきます。
食費を抑えれば可能かもしれませんが、それでも1万円ほどではないでしょうか。
家賃2万5千円のケース
家賃 2万5千円
光熱費 8千円
通信費 4千円
食費 3万円
雑費その他 数千円~
合計 7万数千円~
貯金額 10万 ー 7万数千円~ =2万数千円~3万円
今回の例では、2万数千円から3万円ほどの貯金が現実的に可能になります。
食費を5千円減らしたりすれば年間30万円の貯金も見えてきますよね。
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手取り15万円なら月の貯金4万円から7万円も可能に
上記の例では手取り10万円のケースでしたが
フリーターでも手取り12万円~15万円の人もいると思います。
そうなってくると、家賃を2万5千円にすれば貯金月額4万円~7万円ほども夢ではなくなります。
奨学金の支払いなどの借金があっても、支払いつつ貯金もできる状態です。
このことから、家賃を下げることがいかに大事なことかが見えてきます。
家賃は寝ていてもかかってくる1番大きなお金ですからね。
いつも見えるところに支出額を!人間は忘れるから!
フリーターが貯金をするコツで大事なことに、「自分の支出額を知っておく」というのがあります。
自分の月の支出額、基本的な金額でいいので知っているでしょうか。
つまり、自分の支出の「基本形」です。
これを常に知っていることで、経済的な不安がだいぶ解消されます。
気づいたら数万円足りなかったということが無くなるからです。
知ることで、具体的に対処できる、足りない原因がわかるのです。
例えば、基本形は「約9万3千円」だとします。頭の中は
「家賃は5万円で、光熱費が8千円で、携帯通信費が5千円だから
決まったものが6万3千円は出ていくな。
それと食費が3万円だから、合計9万3千円だな」
このくらい大雑把に覚えておいても、個人的には良いと思います。
ただ、人間はスグ忘れる生き物です。
いつも使う机の上などに基本形の支出額を書いてすぐに見えるようにしておくと便利です。
「スグ見える」ということはとても大事です。
いちいちノートを開いたり、パソコンやタブレットを起動させるのは案外面倒くさいものです。
このように、自分の基本的な支出額を知ること、貯金の可能性も高くなっていきます。
貯金30万円貯められるということは100万円も貯められるということ
貯金30万円貯められるということは、貯金100万円も可能だということです。
貯金30万円貯めた行動を3回~4回繰り返せばいいということになります。
時間の問題なんですね。
「0 ⇒ 1」にするのが一番大変で
「1 ⇒ 3」はわりとスムーズにいけたりします。
貯金があると、人生が変わっていく。見える景色も変わっていく
貯金ゼロの状態よりも、貯金30万円がある状態では、人生の見え方が変わっていきます。
貯金ゼロでは常にこころに余裕がない状態であることが多いです。
私も貯金ゼロのときはなんだか落ち着きませんでした。
買いたいものも買えませんし、長期的な希望も持ちにくいです。
生活費以外に5万円貯金があるだけですこし安心したものです。
これが30万円なら、だいぶこころにゆとりが持てます。
生活費10万円だとして3ヶ月は生きていけますし
その3ヶ月の間いろいろ行動できるということでもあります。
貯金を経験すると自分に自信がつく
貯金ゼロの人が貯金30万円をつくることに成功すると自分に自信がつきます。
「0 ⇒ 1」ですから、素晴らしい達成です。
今までやったことのないことをやると人間は自信を持ちやすいです。
しかも貯金ですから、自信に加えてお金もついてきます。
実は、貯金ゼロの人が貯金するということは地味ですが人生が変わるということです。
もしあなたが貯金したことがなく、貯金30万円でもつくることができればすこし人生が変わったような気持ちになるはずです。
ご覧頂きまして、誠にありがとうございました!
この記事を読んだ方がすこしでも人生を進めることができればと思います。
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